試行錯誤
    「ヒューヒューだよ」




ども、夏に向けてにんにく卵黄を飲んで体を鍛えるマッスル半沢です(嘘)。



ジョニースペードもロックビューティーも新作の反応が良くて、俺もホッとしてます。



富山の江尻さん、ロックビューティー&ジョニースペードの新作を全種類購入していただいて・・・本当にありがとうございます。



売上云々じゃなくて・・ジョニースペードスタイルが認められるということが俺がどれだけ嬉しいかって話で。



本当、ありがたいっス。



ではジョニスペ物語の続き!


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順調に売上を伸ばしていたジョニースペードも良い時期は続くはずもなく(笑)少しづつ低迷してきた。




良い事ばかりは続かない(笑)。




理由はジョニースペードのいつもながらの「変化」だったと思う。




前回、話した通りでジョニースペードは「ローリングストーンズ理論」を体現するブランドでもある。




色々なアウトサイダーカルチャーを独自のフィルターに入れて料理するスタイルなので、シーズンによってガラッと姿を変えるブランドでもある。




そうなると・・取扱店やお客さんが欲しがってる物ではない商品をシーズンによってはリリースしたりってことも少なくはない。




マルタンマルジェラのようなローゲージの無地のニットライダースをリリースしたり、顔料染めのタイトなローライズブーツカットのジーンズをリリースしたりと・・俺はジョニースペードをもっとファッション性の高いブランドにしようとして変化させていた時期でもある。




そうなると・・全国のジョニースペード取扱店さんやお客さん達は「あれっ?」って感じになってしまうんだと思う。




そりゃ、そうだ(笑)




取扱店さんはいわゆるセレクトショップだからね。当然、ショップのオーナーが色んなブランドをセレクトして仕入れして、自分の店に並べるわけです。




ショップオーナーの志向性から外れたりすれば、そのブランドの仕入れはナシってことです。セレクトショップはオーナーや店長が自分の店に置きたい商品を選ぶからセレクトショップって言われてるわけですから。




パンクショップに単価の高い無地のニットライダースがあったって売りにくいからね。俺はそれを理解していながら、ジョニースペードを変化させてしまう時がある。




今でもジョニースペードはそんな感じの時があるからなぁ・・・(笑)。




この頃は取扱店さんたちに非常に迷惑をかけた時期でもあるね・・・反省してます。




仙台でジョニースペードを取り扱ってもらっていたショップも例外ではなく・・・5〜6件あった取扱店も常時、新作を仕入れしてくれるショップは2件のみと減少していった。




時期を同じくして西海岸系、ロック系のスタイルも流行が落ち着いてきた時期でもあったからかもしれない。




全国的にもそのシーンに篩いがかけられて、残るショップやブランドは残る、消えるショップやブランドは消えるって感じの雰囲気になっていた。




ジョニースペードはそんな感じでモードスタイルを追い求めていたりしたので、取扱店やお客さんも減少し、だんだんと支払いなんかにも支障が出てきたりしていた。




自分が思ったとおりの洋服をリリースして、それがいつでも何でも売れるのなら、それは本当に凄いことだと思う。




・・・・でも俺がやってるのは商売であって芸術ではないってことをここで思い知らされたよ。




売れる音楽や服を俺の用語で「POP」って呼んでるんだけど・・・POPは本当に難しい。




そういった意味でサザンオールスターズのようにリリースする音楽がいつでもそのテイストで売れ続けるというのは凄く大変なことで・・前衛や芸術性の自分のエゴを切り捨てて、POPに仕上げなきゃいけないというのは非常に難しいことだと思う。シングルカットはヒットさせなきゃいけないからね。




これを読んでるみんなも好きなアーティストのアルバムに10曲入っていて、10曲全部が好きって人は少ないと思うんだけど・・・アーティストは10曲全部、本気で作ってると思う。でも当然、リスナーによっては「このアルバムは2曲しか好きじゃないんだよね〜」って場合もある。




俺も同じくでジョニースペードで毎月リリースする商品も全作品手を抜いたことはない。が、しかし当然、お客様の好みがあるわけで「前回は3枚買ったけど、今回の感じは好みじゃないのでいらない」ってことも多々、あるわけで。




どれだけ一生懸命やっても、売れなきゃ意味がないのが現実だったりする。




どのブランドも、どのアーティストも全商品をみんなにヒットする商品、みんなに認められる商品をリリースして、生計を立てたいわけで・・・まぁ、中には自分の好きな商品を作りたいだけっていう俺みたいな人達もいるとは思うけど(笑)。




・・・この時期は色々、試行錯誤してジョニースペードはどういうブランドであるべきか?ということを改めて考えたりした時期でもありました。




次回に続く!

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今日はJAPAN!

俺が15歳の時、JAPANを聴きはじめて・・・今もデヴィッドシルヴィアンを追い続けてます。


まぁ、パンク、ロックンロール中心の俺の嗜好性で、「何でJAPANなの?」っていう感じなんだろうなぁ・・(笑)。


俺も昔から好きだから、説明もみつからないんだけど・・・自分の嗜好性に嘘をついてないことだけは確かで、人生には陰陽があるってことしか説明できないわ。


ではまた!


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