店舗のすすめ PART5
 「ドンマイケルッ」 (ROCKBEAUTY 七海様のブログからパクリ)

 http://josprock.jugem.jp/                                    



ども、従業員のブログからギャグをパクる情け容赦ない非情な男 界王半沢ッス。



では続き!


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ジョニースペード本店 ラウドミュージアムの完成も間近に迫ってきた。




コスビーは2メーター以上ある什器に着手していた。




脇にグレッチのギターのようなFホールの穴を開けるのに苦戦していたのを憶えてるよ。




一ヶ月の予定が2〜3ヶ月に延びていたけど、コスビーの執念に俺はもうそんなことは関係なかった。




だって俺の店の為に、寝食削って頑張ってくれてるんだもの。





コスビーも何でも作れるといっても弱点があって、電気や照明関係はさすがにできないようだった。


 


そこで登場してくれたのが、NAKED YEGGSの日下君だった。





日下君は昔から事務所に顔を出してくれていた人物でもある。






・・・前に俺がちょっと人とトラブって困っていたことがあったんだけど、その日に日下君が事務所に来てくれていて・・・俺も思わずその事を日下君に喋ってしまったことがあった。





そん時に日下君は「俺も行きます!半沢さん一人で行かせるわけにはいかない」なんて泣ける言葉を言ってくれたときがある。





俺は「何、言ってるの。大丈夫だよ、気持ちだけ受け取っておくよ」なんて言ったんだけど・・・心の中はそんなこと言ってくれる日下君がありがたくて・・・嬉しくてね。



 

そんな日下君がラウドミュージアムのサウンドシステムを引き受けてくれて、BOSEのスピーカーを天井に付けるのに場所を色々と試していたり、配線を見せないように鉄パイプから通したりと頑張ってくれた。





いつの間にかラウドミュージアムの中はPASSING TRUTH DRIVE畠山君、ツカサ君、NAKEDYEGGS日下君と人数が増えて活気が出てきた。





コスビー含め、このメンバーが揃って内装をやってるなんて・・・ここはバードランドか!って話で(笑)。見る人が見たら豪華な面子だ。それぞれ仙台でも有名なバンドの人達だしね。






最初、一人ぼっちで頑張っていたコスビーもみんなが来て手伝ってくれてるので、最後の力を振り絞っていた。






俺は俺で・・店舗用のジョニースペードの商品の追加生産やアメリカからセイラージェリーやエドハーディー、シルバースターを仕入れたりと内装が終わったらすぐに商品を並べられるように動いていた。





コスビーは試着室に非常に拘ってもいた。





試着室を通常より大きくしてカーテン等ではなく、ドアのスタイルにするように設計していた。






ドアノブを排除し中から押して出られるようにして、外は革紐で引っ張って開けられるようにしていたね。





荷物を置けるように中に台も作ってたし、ドアを開ける音にも拘っていて・・・開けると「ガチッ」とリッチな音色が聞こえるように工夫していた。






床の部分も板を全部一枚一枚カットして、オレンジステインを塗って床全体に張り詰めた。






店全体が白とオレンジに統一されて、コスビーがイメージする全体像がハッキリとしてきた。






椰子の木とかが入れば、アメリカにあるんじゃないか?みたいなお店になっていた。俺は最初、黒い鉄で真っ黒に・・なんてデカダンススタイルに思っていたんだけど、コスビーのこのロックンロールスタイルの内装で本当に良かった!ってこの時に実感したよ。






苦戦していたFホール什器もすごくカッコイイのが出来ていた。パイピングまで付けてゴージャスな仕上がりだった。





コスビーは疲れきっていたんだけど・・・それでも踏ん張って仕事をしてくれていて、俺はそんなコスビーの姿を見る度、痛々しくも思っていたし、頼りにもしていた。






ヨネちゃんも来てくれて、事務所側のペンキをカッターで掃除してくれたりと色々と手伝ってくれた。






店の完成も遂に近づき・・・






最後はマンチーズのカタケン君が来てくれて、店全部をクリーニングしてくれた。






汚れていた店のガラスや床や壁に貼り付けていたビニールを剥がして、一気にクリーニングしたんだけど・・・ホント、キレイになっていく様は感動したね〜。






そしてそのクリーニングしている最中、コスビーは仕事途中で座り込んで寝てしまった・・・俺から見ても人間の限界超えてたしね。ほとんど全部、一人で店一つ内装しちゃったんだから。






手伝ってくれていた皆はコスビーを起こさないように・・コスビーを避けながら作業してくれていた。






本当にお疲れ、コスビー。あん時の恩は今だって忘れてないぜ。




次回に続く!


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今日は俺の憧れ、DAVIDBOWIE様!

俺は15歳から憧れ続け・・その変化を続けるボウイにいつでもノックアウトでした。

色々、アップしたいんだけど・・今日はコレで。


ではまた!


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