移転のすすめ PART2
 「ヒゲ長き小学生に勝る者無し」 (またまた「すごいよ!!マサルさん」から引用)



どーも、「男ならやってやれ」だ 半沢ッス。



「GIMME SHELTER」シリーズが即完売してしまって・・迷惑かけてスイマセン。



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ではあと三回で最終回のジョニースペード物語の続き!

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移転という問題を抱えた俺は、最初に今のラウドミュージアムの場所を紹介してくれた内海君に連絡をした。

 


内海君はもう不動産業を辞めてしまって、違う業種の仕事をしていたのでもう何処のテナントが空いてるかは分からないとのことだった。




しかし、前の不動産屋の人を紹介してくれて、俺は電話をしてその不動産屋に行って空いてる物件を紹介をしてもらったんだけど・・・正直、これだ!という物件はなかった。




俺は「昔みたいにどこか小さな郊外のアパートでやっていこうかな・・」なんて気持ちの方が強くなっていた。




そりゃ、ショップをやってお客さんと直に触れ合っていきたいけど・・・自分が納得いかない場所でショップを経営するのは嫌だなぁ・・・と思っていたね。




ショップをオープンさせるには敷金礼金、内装費・・etcとお金が随分とかかる。一度、オープンしたらそこがダメだからあちらの場所に・・・とはできない。それゆえショップの場所にはこだわりたいという思いがあった。




もともと俺はジョニースペードを大きく事業としてやっていこうとか、金儲けをしたいとか・・そんな気持ちはそんなになくてジョニースペードも、そしてバンドも「自分の探求」としか思ってない。・・・昔から「波」に任せて自然に生きてるだけだわ。





「何でこのデザインがカッコイイと俺は思うのか?」、「何でこのメロディが心から湧き出てくるのか?」・・ガキの頃からその「自分」の中にある謎を突き詰めて「商品」というものにしてきただけで・・・それを皆が「カッコイイ!」って言って買ってくれる事に至福の喜びを感じているようなもんで。その購入という行動がみんなから俺へのの評価だと思ってる。




・・・まぁ、とにかく俺はそんな感じなので移転の時期が近づいてきてはいたものの、そんなに焦ってはいなかった。良い場所が見つからないならまた昔みたいに小さな事務所を借りてやるだけだって思ってた。




そんなある日、ラウドミュージアムから歩いて一分もしない場所のホットドッグ屋さんが店を辞めるという情報が入った。まだ誰にも知られてない情報だった。




「あそこだったらOKだ!」 話を聞いた時に俺の中ではもうOKサインが出ていた。焦って他の場所にしなくて良かったという思いと、同時に場所を待っててラッキーだという気持ちがあった。





ただホットドッグ屋を辞めるだけで、オーナーと場所はそのままで業種を変えるだけということもありえる。俺はその場所を担当してる不動産屋を調べて話を聞きに行った。





その不動産屋の人は「ホットドッグ屋さんがあの場所を出るとはオーナーからは聞いていない」とのことだった。俺は名刺を出して念入りに・・そしてしつこく(笑)「あの場所が空いたら大至急、連絡をください」といって不動産屋を後にした。





ホットドッグ屋がその場所を出るのは確実ではないし、俺は4月までには移転しなくちゃいけない。ということは内装に1ヵ月かかったとしても3月までには場所を決めなくてはいけないというタイムリミットもあったので他の場所も探しておかなくてはならなかった。





そういうわけで・・・移転の状況は何一つ変わってはいなかった。





そんな感じで過ごしていたある日、ホットドッグ屋のテナントの担当の不動産屋から電話が来た。





「どうも、どうも!あなたが言ってた通りでホットドッグ屋さんがあそこを出るらしいんですよ。どうします?」




「どうしますって・・・入るに決まってるじゃないですか。ヨロシクです!」って俺は言ったよ。





・・・ラウドミュージアムの移転の場所は今の場所から歩いて一分もしないホットドッグ屋のあと場所に決定した。現在のショップの場所なんだけどね。





「また内装かぁ・・」 ラウドミュージアムをカッコよく内装してくれたコスビーはもう大工を辞めてしまって違う仕事をしていた。しかもコスビーは大工道具を全て捨ててしまって、「もうやらない」って言ってたので俺は頭を抱えたよ。





とりあえず俺はコスビーに電話をした。ラウドミュージアムはロックンロールを熟知するコスビーの内装感覚で・・・俺は日々それに包まれていて居心地が良かった。どうしてもコスビーに頼みたかった。





コスビーに俺は移転の事情を話した。せっかくコスビーが頑張って内装してくれたラウドミュージアムもビルが取り壊す工事に入れば無くなってしまうことも伝えた。




コスビーは電話で「そうですか・・・ビルが取り壊しなら仕方ないですよ。新しい半沢さんの店の内装は・・・もうやりません。道具も捨ててしまいましたし・・・スイマセン」と言ってた。




俺はコスビーに「じゃあ、デザインだけ考えてくれないか?コスビー、何とか頼むわ」って言った。




コスビーは「・・・浮かべば考えておきます」って言ってた。




俺はコスビーのデザインの店でやりたいけど、コスビーが乗る気じゃないなら・・もう仕方がないなって思ってたよ。




そんな感じだったので・・・違う内装のパターンも考えなくてはならなかった。ジョニースペードを昔から手伝ってくれてるアッキーに「仙台でカッコイイ内装をやるのはどこよ?」って聞いたら「半沢さんの好みだったら三浦さんでしょうね!」と即座に返答が返ってきた。





ジョニースペードの個性ならもっと真っ黒にしてロカビリー風に、もっとバイカー風に・・・って思う人もいるだろうけど・・すごくセコイ話なんだけど、俺はショップを閉めた時の事を考えてしまうんだよね。





あまりペンキなんかで個性的にすると・・居抜で場所を譲ったりというのは不可能になってスケルトン(何もない最初の状態)渡しの状態にできないということになってしまう。元のスケルトンの状態にするのにまた業者に頼んでお金がかかったりするわけでね。






できれば店を閉めるときには次の人がそのまま居抜の状態ですぐにでも営業できるような状態にしたいと思ってる。アパレルであれば今のラウドミュージアムはどんなジャンルでも対応できる内装になってるよ。





・・・三浦さんの内装のイメージには「塗り壁」、「鉄」、「アンティークの木」など素材と雰囲気にこだわった徹底したシンプルなイメージが俺にはあった。アメリカというよりはヨーロッパの雰囲気。コムデギャルソンのようなハイセンスで高級な感じがあったね。





ビルのオーナーが移転費用を出してくれるといっても予算は限られてる。三浦さんに頼んだら・・予算が全部無くなってしまうんじゃないかな?って思ってたよ。





三浦さんの会社「ブルーサロン」は実は近所に会社を構えていたので、俺は一応、話だけでも・・・と思い三浦さんを訪ねた。




次回に続く!


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今日はTHE QUIREBOYS!


原曲のTHE STORIESも好きだけど、やっぱバッドボーイズロックンロールスタイルのクワイヤーボーイズのアレンジの方が俺は好み。今日は動画じゃなくて静止画。



それではまた!

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