ジョニースペード10月発売予定のシャツ!
 どーも、半沢です。



今日は10/20〜30に発売するシャツのサンプルを紹介しますぜ。




ちなみにこれは10月ですからね!まだ発売してないですぞ。





どう?カッコイイでしょ?



俺の所有する50’Sのビンテージシャツからインスパイアされてます。



グラデーションチェック、オープンカラー、蓋付きの両胸ポケット、猫目ボタン、ROCK54デザインのチェーン刺繍がフロント、バックと施されてます。





サイズはS、M、Lでゆる〜くタイトな感じに仕上げてます。



Colはこのブラック系、パープル系、レッド系のグラデーションチェックの3種類です。



価格は¥13440(税込)(参考価格です。高くなったらゴメンね)。



9/20の新作は3/4ラグランベースボールTシャツ(新作デザイン!)、薄手のジップフードパーカーです。



今年の秋冬もアウトサイダーモチーフをネオフィフティーズやアメカジ、ワークスタイルのフィルターに通して消化したジョニースペードらしい商品ラインアップになると思います。




そこんとこヨロシク。


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今日はエタジェームス!


この曲はホント、好きで・・・寒い冬、ブラックコーヒーとタバコの煙の中にいる時にこの曲が流れると暖かい暖炉の側にいるような気になるよ。


いつかナイトバードでこんな感じの曲を演りたいって思ってます。


それではまた!


ジョニースペード 新作リリース情報 | - | -
ジョニースペード妄想物語 ラウドミュージアム未来系 其の二十二

どーも、半沢です。



何か、季節が秋に近づいてきたような気がしますなぁ・・・

 

秋冬の商品、どーしようかなぁ・・・・



インセニティーもライブ予定あるんだよね・・・



ナイトバードとドッグデイもレコーディングしないとなぁ・・・



しかし・・・それより先に妄想か!?




・・というわけで久々に続き!



*この物語はフィクションでジョニースペード商品とは一切関係ありません。


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(俺はこれからこのラブワゴンに乗って旅をするのか・・・)

 


・・・俺は呆然とピンクのワゴンの横に書かれた「あいのり」の文字を見つめていた。




「あー、また拘ってるっすね!もう若くないんだから何でもいいじゃないすか〜。歩くよりは楽っす!」




沙悟浄は先ほどとは打って変わってノリノリモードでそう言った。





・・・ジャンボと娘はすでに後ろの蒸し器などを片付けはじまっていて、ワゴンが出発できる用意をしていた。




「ババンバ、バンバンバン、ハビバノンノン?(そういえば、君の名前を聞いてないね?)」




ジャンボは娘に名前を聞いた。





「私ですか?私の名前は・・・」





「ちょっと、待ったー!」





娘の言葉を遮るように、沙悟浄がストップをかけた。





「あたしが当てるっすよ!お前の名前はミカジョンに決まってるざんす!」





沙悟浄は自信満々にそう言った。





「・・・違います」





娘はそう言った。





「ババンバ、バンバンバン、ハービバノンノン?(僕が当てるよ・・・えーっと・・・便所コオロギ(メス)!)」





ジャンボが爽やかな笑顔で娘に言った。





「ち、違います!なんかジャンボさんって優しい人だと思ったらヒドイ事言うじゃないですか!」






娘はムッとしたような顔でそう言った。






・・・ジャンボのギャグは人をムカつかせる何かがある。






(仕方がない・・・俺が当てるしかないな・・・)






「お前の名前は男塾 塾長 江田島 平八だよな?」





俺は娘に向かってそう言った。





俺は今まで勘を外したことがない。





「全然、違います。」





娘は呆れてそう言った。





・・・・俺は遭えなく崩れ落ちた。





その時、沙悟浄の鼻の穴からてんとう虫母(しずえ)が飛び出してきた。





俺にお辞儀をしてから、恥ずかしそうに垂れ幕をゆっくりと降ろした。





そこには「エドはるみ 恋の決め手はタイミングー」と書いてあった。





「ハイ、はるみに決定」と俺は娘に言った。





俺はてんとう虫(しずえ)には弱い。





「えぇー!?嫌ですよ!」





娘は泣きそうな声でそう言った。





「いいか、娘、よく聞け。この面子、この流れで行くとお前は猪八戒になるわけだ。豚のお化けだぞ?女の子だし、ずっと俺達に猪八戒って言われたくないだろ?まだ「はるみ」の方がいいじゃん!」





俺は真顔で強引な屁理屈を娘に押し付けた。





娘は少し黙って考えていた。





「じゃあ、もう「はるみ」でいいです・・・」





娘はあきらめたように俺に言った。





てんとう虫母(しずえ)は自分の意見が通ったことに満足したらしく、「うん、うん」と頷きながら沙悟浄の鼻の穴に戻っていった。





そして俺と沙悟浄、ジャンボ、そしてはるみの四人で天竺に向かうことになったのであった。





「あいのり」ラブワゴンで。





次回に続く!


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今日はココテイラー!


16〜18歳の時に「アリゲーターキング」ってライブハウスに出入りしていて、隣に「ミルズ」ってバーがあって・・俺はそこにいる兄貴達に憧れてた。


バイトもさせてもらったりしたんだけど、そこの野田君って人にブルースを教えてもらって、すぐレコードを買いに行った。


一番最初がこのココテイラー。


今も大好きだね。


それではまた!


ジョニースペード妄想物語 ラウドミュージアム未来系 | - | -
ジョニースペード ミッドナイトスペシャル 終了!
 どーも、半沢です。



昨日(今日)のAM12:00で怒涛のミッドナイトスペシャルが終了しました。



会員の皆様、本当にありがとうございました!



在庫が無くて、悔しい思いをされた会員の皆様には申し訳ないと思ってます・・・本当にスイマセン・・・。



沢山の注文で昨日は一日座る暇がなかったですわ。



ありがたい。



また俺の気分で「ミッドナイトスペシャル」を突然、発動するかもしれませんのでヨロシクです。



「熱いメッセージ」を皆様に伝えたい!なんて訳の分からないことを俺が言い出したときには要チェックですな・・・(笑)



それと今日は店が定休日なので、昨日のPM8:00以降ご注文されたお客様は明日、発送しますのでお待ちくださいね。



次回から「ジョニースペード妄想物語 ラウドミュージアム未来系」が復活しますので、妄想ファンの皆様、震えてお待ち下さい(笑)。




今日は昨日の皆様の注文の発送の用意をして、眼科行って、皮膚科行って、デザインして・・・って感じで・・・結局、忙しいっすね。



でん六ピーチョコでも食べようっと。

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今日はビリーボーイアーノルド!


めんたいロックか!?ってくらいカッコイイブルース。


ディスコに飽きて、ブルースに戻ってきますた(笑)。


それではまた!


その他 | - | -
8/25 午前0時 ジョニースペードミッドナイトスペシャル!
 どーも、半沢です。



今日も「ジョニースペード妄想物語 ラウドミュージアム未来系」はお休みです。



本日 8/24(8/25)の午前0時にどうしても俺から、皆様に伝えたい熱いメッセージがあります(笑)。



ジョニースペードのメルマガ会員のみ限定で午前0時に一斉にメールを送りますね。




ラウドミュージアムに来てくれてる地元のお客様も是非、この機会にメルマガ会員になってくれると嬉しいです。



HPから簡単に会員になれますので、「会員になってもいいかな?」ってお客様は登録してみてくださいね。



費用なんかは一切掛かりませんし、ジョニースペードのメルマガは月に1〜2度しか送らないので、そんなにウザくないですから安心してください。




とりあえず言えることは




「早い者勝ち」。




それでは本日、真夏の夜の「ジョニースペードミッドナイトスペシャル」お楽しみに!



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今日はPHILIP BAILEY&PHIL COLLINS!

この曲は大好きだったね〜!いかにも80’Sなサウンドだけどね。


それではまた!

その他 | - | -
ジョニースペード 2009 8月の新作!
 どーも、半沢です。


今日は「ジョニースペード妄想物語 ラウドミュージアム未来系」はお休みで8月の新作紹介です・・・っていうか、妄想物語なんかは新作紹介や入荷情報までのつなぎなんだけど。



いつも8月はウォレットなどの小物類をリリースするんだけど、今年はいち早く秋物をリリースしました。



新作デザインは来月に予定してますので、今回は既存の人気デザインばかりをピックアップ!って感じで・・・まぁ、音源でいえばベスト盤って感じです。



ボディの色は俺の独断と偏見で決めてます。サイズ感は昨年と同じで、オンスも一緒です。



「みんな、もう持ってるデザインばかりだろうなぁ・・・」なんて思って、生産数が非常に少ないです。



そこんとこヨロシク。



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1:JOSP "GIMME SHELTER" 3/4ラグランTシャツ ¥6090(税込)

Col:黒/黒袖

Size: S (身幅45cm×着丈64cm)
         M (身幅47cm×着丈68cm)
         L (身幅52cm×着丈72cm)




購入はこちら↓
http://www.johnnyspade.co.jp/hp/shop/long_t_shirt/jslt-092/index.html



2:JOSP "NIGHTRIDER" 3/4ラグランTシャツ ¥6090(税込)

Col:黒/黒袖

Size: S (身幅45cm×着丈64cm)
         M (身幅47cm×着丈68cm)
         L (身幅52cm×着丈72cm)



購入はこちら↓
http://www.johnnyspade.co.jp/hp/shop/long_t_shirt/jslt-093/index.html



3:JOSP "4COL MARIA" 3/4ラグランTシャツ ¥6090(税込)

Col:黒/白袖

Size: S (身幅45cm×着丈64cm)
         M (身幅47cm×着丈68cm)
         L (身幅52cm×着丈72cm)




購入はこちら↓
http://www.johnnyspade.co.jp/hp/shop/long_t_shirt/jslt-094/index.html



4:JOSP "DESPERATE" 3/4ラグランTシャツ ¥6090(税込)

Col:黒/白袖

Size: S (身幅45cm×着丈64cm)
         M (身幅47cm×着丈68cm)
         L (身幅52cm×着丈72cm)



購入はこちら↓
http://www.johnnyspade.co.jp/hp/shop/long_t_shirt/jslt-095/index.html



5:JOSP "HARRY'S SPEED" 3/4ラグランTシャツ ¥6090(税込)

Col:黒/黒袖

Size: S (身幅45cm×着丈64cm)
         M (身幅47cm×着丈68cm)
         L (身幅52cm×着丈72cm)



購入はこちら↓
http://www.johnnyspade.co.jp/hp/shop/long_t_shirt/jslt-096/index.html



6:JOSP "CITY CHILDREN" 3/4ラグランTシャツ ¥6090(税込)

Col:灰/黒袖

Size: S (身幅45cm×着丈64cm)
         M (身幅47cm×着丈68cm)
         L (身幅52cm×着丈72cm)



購入はこちら↓
http://www.johnnyspade.co.jp/hp/shop/long_t_shirt/jslt-097/index.html


7:JOSP "FREE SPEEDIN'" 3/4ラグランTシャツ ¥6090(税込)

Col:黒/白袖

Size: S (身幅45cm×着丈64cm)
         M (身幅47cm×着丈68cm)
         L (身幅52cm×着丈72cm)



購入はこちら↓
http://www.johnnyspade.co.jp/hp/shop/long_t_shirt/jslt-098/index.html


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今日はサンタ・エスメラルダ!

最近は昔、聴いてたDISCOにハマッてますわ。

本当はアニマルズの「悲しき願い」の方が馴染み深いけどね。

しかし、これはこれで昔から大好きです。

それではまた!


ジョニースペード 新作リリース情報 | - | -
ジョニースペード妄想物語 ラウドミュージアム未来系 其の二十一
 どーも、定休日の今日もひたすら妄想する男、半沢っす。



これを書いたら墓参りに行ってきますわ。



明日、秋物一発目の3/4ラグランTが入荷します。



HPには8/20の夜~8/21にはアップできると思います。



詳しくはメルマガでお知らせしますね!



ヨロシク。




そういえば・・・しばらく情報を発信してないけど(笑)mixiもヨロシク。最近、書き込んでくれた二人、ありがとね。


http://mixi.jp/view_community.pl?id=459887




それでは不毛の妄想物語の続き!



*この物語はフィクションでジョニースペード商品とは一切関係ありません。


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「ぜーったい!絶対、嫌っす!」




沙悟浄は娘を旅の仲間に入れることを大反対していた。




「パプアニューギニア! (そんなに反対しなくてもいいじゃないか!)」




ジャンボが沙悟浄に言った。




・・・沙悟浄とジャンボは睨み合って険悪な雰囲気になっていた。




その状況を察した娘が俺達に向かって頭を下げて言った。




「あの・・・あの・・わたし、料理も出来ますし、掃除洗濯もやりますから・・お願いします・・」




(こりゃ、本気で一緒に来るつもりだな )・・・俺は娘のその姿を見てそう思った。




・・・沙悟浄は少しの間、目を閉じて何か考えていた。




そして突然、閃いた様に




「そういえば・・・あんた、車は持ってんのかい?」




沙悟浄は意地悪そうに娘に向かって言った。




「車があるなら考えてやってもいいっすよ!」




沙悟浄は娘にそう言った。




確かにそうだ・・・俺達はずっと野宿のテント暮らしで、ずっと歩いて旅をしてきた。老いた俺は本当に限界を感じていたし、このまま歩いて天竺に着くはずがないとも思っていた。車があれば、かなりこの旅も楽になる。




「あります!車ならありますよ!」




娘は喜んで沙悟浄に向かってそう言った。




すると・・・沙悟浄は俺の方を振り向いて、口元に笑みを浮かべてゆっくりと頷いた。




その仕草は沙悟浄から俺に(この娘が一緒でもOKっすよ)という合図に思えた。




それは老いてしまって、歩くのも辛い俺へ車を用意しましたよって感じの沙悟浄からの優しさに思えた。




「・・・よし、じゃあ、決定!沙悟浄もOKってことで。みんなで行こう、天竺に」




「フンガー!(やったぁー!)」




ジャンボはそう叫びながらと娘と手を繋いで、飛び上がって喜んでいた。




沙悟浄は溜息を吐きながら、あきれた顔をして、その様を見つめていた。




「・・・一つ、条件がある」




俺は喜んでる娘に向かって、そう言った。




「俺達が嫌になったら・・・この旅が嫌になったら・・・何も言わず消えてくれ。グダグダと愚痴を言われたり、理屈をつけて泣き言を言うのはナシだ。自分で行きたいって決めたわけだから。不満があるなら何も言わないで消えてもらったほうがいい。わかった?」




俺は娘に強い口調でそう言った。




「わかりました!」




娘は俺の目を見て返事をした。




「では、早速、車に乗って旅を再開しようか!・・・車、どこにあるの?」




俺は娘に向かって問いかけた。




「え、これです!」




娘は笑顔で目の前にある蒸し器を指差した。




「へっ?」




俺と沙悟浄とジャンボは娘が指を指すところを見てみた。





・・・よくよく見てみると、この店全体がワゴン車になっていた。





リアハッチを取り外し、車外に蒸し器を置いて店のようにしていた。





「ほら、これ見てください!この車はプレミアもんなんですよー!」





娘はそう言って、ワゴンの横の方に回りこんだ。





俺達も娘の後を追って、ワゴンの横の部分に回りこんだ。




車はピンクの外装に塗装してあり・・・横の部分には




「あいのり ラブワゴン」と地球の絵とともに書いてあった。




・・・当然、俺はそれを見て気を失いかけたのであった。




次回に続く!

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今日はドナ・サマー!


これも昔から大好きなディスコナンバー。


コード進行もツボ。


それではまた!


ジョニースペード妄想物語 ラウドミュージアム未来系 | - | -
ジョニースペード妄想物語 ラウドミュージアム未来系 其の二十
 どーも、半沢です。



お盆休みももう終わりですな・・・。



俺は今週におじいちゃんの墓参りに行こうって思ってます。



ではでは続き!



*この物語はフィクションで、ジョニースペード商品とは一切、関係ありません。


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ジャンボの言葉を聞いた俺と沙悟浄は唖然とした。




「ジャンボ、何、ナンパしてんの!?」




俺は慌ててジャンボに言った。




「ラクテン・・・マークン (僕は本気で言ってるんだ。)」




ジャンボは大真面目な顔で俺にそう言った。




「あんたねぇ、さっき、心に決めた彼女を蘇えらせるって熱く語ってたじゃないすか?」




沙悟浄も噛み付くようにジャンボに問いただした。




「ユメガモリモリ、モリグチヒロコ、モリワキケンジ?・・・(それはそれだ。この娘は明日から何もやることがないんだ、これから僕達と一緒に旅してもいいじゃないか?)」




ジャンボは無茶苦茶な自説を言った。




「ゴメン、ゴメン、こいつも深い意味で「来ないか?」って言ったんじゃないんだ、冗談だから。」


 


俺は慌てて娘の方を見て、そう言った。





「・・・わたし、行きます!皆さんと一緒に行きます!」





娘はキラキラした瞳でそう言った。






「えー!!!冗談じゃないっすよ!何、言ってんすか?この娘は!?」





沙悟浄は目を丸くして、娘の言葉に驚いてそう言った。





「だって・・ここにいたって未来はないし、希望もあるわけじゃないし・・・皆さんと一緒の旅だったら楽しそうじゃないですかぁ?」





娘は希望に満ちた目で俺達に言った。





「マジで言ってんの!?やめたほうがいいって!なぁ、ジャンボもふざけて言ったんだろ?」





俺はジャンボを振り向きながらそう言った。




ジャンボは俺の言葉を遮るように無言でノシノシと娘に歩み寄り、娘の目の前で右手を差し出した。





「セカンドインパクト!(ジャンボです。これからヨロシク!)」




娘も即座に右手を差し出し・・・ジャンボは娘と固い握手を交わした。




すると・・・またてんとう虫母(しずえ)が垂れ幕を持って、沙悟浄の鼻の穴の中から出てきた。




俺はまたそれに気づいてしまい・・・ジッと見ていると・・・・




てんとう虫母(しずえ)が垂れ幕をダダッっと鼻の下に降ろした。





「こちらこそ夜路死苦(よろしく)」って書いてある。





「こ・・ちらこそ?よ・・ろ・・・しく?」





俺はどうも先ほどからてんとう虫の垂れ幕を読んでしまう癖があり、思わず声に出して読んでしまった。





すると娘が歩み寄ってきて





「わたしの方こそ、これから宜しくお願いします!」





と娘が嬉しそうに頭を下げた。





(ゲゲ!またやってしまった!) 





俺は自分のパブロフの犬っぷりに呆然とした。





「えぇ!?何、半沢さんまでヨロシク言ってるんすか!?あたしは嫌っすよ!!女と一緒に旅なんて冗談じゃないっすよ!」





沙悟浄は怒ってそう言った。





・・・その瞬間、沙悟浄の鼻からはてんとう虫母(しずえ)がジャンボの頭の上のてんとう虫の集いの場 「居酒屋てんとう(純情派)」を経営するてんとう虫父(まさる)に弁当を届ける為、飛び立った。




てんとう虫母(しずえ)はブーンと羽音を鳴らしながら、俺の目の前を通り過ぎた。





その時、小さな垂れ幕がしずえから降ろされた・・・・。




「てんとうだもの  みつを」




と書いてあった・・・・しずえはゆっくりと俺の目の前を過ぎて、ジャンボの頭の上に着地した。




・・・それを見つめていた俺に向かって、しずえは深く頭を下げながら「居酒屋 てんとう (純情派)」に入っていったのであった・・・。





次回に続く!


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今日はクインシージョーンズ!



俺は古いR&B、ソウル、ジャズ、ディスコも大好きでよく聴きます!


この曲は小学生の頃だったけど、大好きだった。


それではまた!


ジョニースペード妄想物語 ラウドミュージアム未来系 | - | -
ジョニースペード妄想物語 ラウドミュージアム未来系 其の十九
 どーも、半沢ですよ。



お盆ももう帰省ラッシュらしいじゃないですか・・・早いですなぁ。



俺は秋物のシャツなんかを考えてましたよ。



今回はオープンシャツになるかも。



ロカビリーか!



では続き!



*この物語はジョニースペード商品とは一切関係ないっす。


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・・・そればかりではなく日本の失業者は爆発的に増加していて、失業保険の受給額は年々、縮小するばかりになっているのが現状だった。




これでは生活ができない!と海外に仕事を求めて日本から脱出する人々もかなり増加していた。




だから、この町のようなゴーストタウンは日本の各地で見受けられていて、珍しいわけではなかった。




・・俺はそんなことを考えながら娘がくれた肉まんに噛り付いた。




(マズイ・・・なんでこんなにマズイんだ・・・)




俺はあまりにもマズイ肉まんの味に、飲み込むのもやっとだった。




「美味しいでしょう?わたし、作ってるんですよ!」




娘は天真爛漫にそう言った。




「・・・うん、美味しいよ。」




俺はなんとか肉まんを飲み込み、娘を傷つけないようにそう言った。




その時、沙悟浄の鼻の穴からてんとう虫母(しずえ)が出てきて、鼻から垂れ幕を下ろした。




「おかわり」



垂れ幕にはそう書いてあった。




「お・・か・・わ・・り?って?」




俺は意味が分からず、それを読んだ。




すると、娘が




「えっ!おかわりですか?いいですよ!この味、気に入ってくれて嬉しいですっ!」




と、俺にもう一つ肉まんを差し出してきた。




(ゲッ!しまった!) 俺は心の中で叫んだ。




・・・てんとう虫母(しずえ)は勝ち誇ったように、ゆっくりと沙悟浄の鼻の中に戻っていった。それは戦いを終えた戦士のような後姿であった・・・。




沙悟浄は自分の鼻の穴の中にてんとう虫の家族が生活を営んでるのを、相変わらず気づかないようだ・・・。




「はい、じゃあ、今度は特製のカレーまんですよ。辛さにこだわる秀樹も満足な一品ですよ♪」




娘はノリノリで俺に言った。




・・・俺は特製カレーまんを娘から手渡され、仕方がなく一口食べた。




(うおおお!メチャクチャ辛い!しかもマズイ!) 俺は一口食べた瞬間、頭痛がした。




(これは何とかしなくては・・・) 





「ジャンボ、美味しいから食べてみなよ、ほら!」




俺は俺の横に立っていたジャンボにカレーまんを手渡した。




ジャンボは「フガフンガー!(いただきまーす!)」




ジャンボはそう言いながら、カレーまんを一口で全部食べてしまった。





(ジャンボ、終わったな・・ウフフ・・・)





俺はそう思いながらジャンボの反応を待った。





「エイドリアーン!!(メチャうまーい!)」





ジャンボは大きな声で絶叫した。





「ロッキーバルボア!イタリアノタネウマ!(ここにあるカレーまん、全部くれないか?)」





ジャンボは娘にそう言った。





「えー!そんなに美味しいですか!嬉しい!そんなこと言われたのは初めてです!あまりに嬉しいから、あなたに全部カレーまんプレゼントします!」





娘はジャンボに店頭で蒸していたカレーまん&肉まんを全部、手渡した。





ジャンボは手渡してもらってすぐに、大喜びでカレーまんを食べ始めた・・・。





(こいつの味覚はどうなってんだ?・・・)





俺はジャンボをあきれて見ていた。





「作った肉まん、全部無くなっちゃった・・・わたし、明日からどうやって生きていこうかしら?」





娘はカレーまんをどんどん口に放り込むジャンボを見つめながら、独り言を呟いた。





その瞬間、ジャンボは口にカレーまんを放り込むのを止めて、娘にこう言った。





「ハイティーンブギ (俺んとこ、来ないか?)」




次回に続く!


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今日は杉本哲太&LONELY-RIDERS!


今日はジャンボの物語での最後の言葉「俺んとこ来ないか?」で繋がってます(笑)。


気志團も言ってたね。


それではまた!

ジョニースペード妄想物語 ラウドミュージアム未来系 | - | -
ジョニースペード妄想物語 ラウドミュージアム未来系 其の十八
 どーも!半沢っす!


皆さん、お盆休み真っ最中ですか?


ラウドミュージアムは通常通り営業してますので、お暇な方は遊びに来てくだされ。


それでは続き!


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俺と沙悟浄はジャンボの話を聞きながら、ジャンボの彼女への想いと覚悟を改めて確かめた。





歩き続けて5時間位、経った頃・・・商店街のような町を見つけた。




俺達は歩き続けてクタクタになっていたので、少しこの町で休んでいこうって話になった。




俺達はアーケードになっているその町を探索しながら歩いた。




ふと、気づくと・・・店は開いているけど、誰も歩いている人がいない。




よく見れば・・・暗く、閑散とした雰囲気が町全体に漂っていた。




「ありゃりゃ・・・ここはゴーストタウンすかね?」




沙悟浄はアーケードを見渡しながら、呟いた。




俺は何メートルか先のお店で湯気が出ているのを発見した。




「おっ!あそこで何か食べ物を作ってるみたいだから言ってみようよ」




俺は沙悟浄とジャンボに言った。




「えー、あたし達、お腹が一杯でもう食べれないっすよぉ〜!なぁ、ジャンボ?」




沙悟浄はジャンボの顔を見て、そう言った。




「ネルフ・・ジオフロント・・・(うん、もうお腹がパンパンだ)」




ジャンボはお腹を撫でながらそう言った。




「・・・お前らはそうだろうけど、俺は水しか飲んでねーんだよ!」




俺は沙悟浄にスープを飲まれてしまい、先ほどのレストランでは水しか飲んでなかったので、ずっと腹が減っていた。




「あー、そうだったっすね!ウハハハ!じゃ、あの店に行ってみましょうか?」




沙悟浄は大笑いしてそう言った。




俺達は湯気の出ているお店に向かって歩いた。




店の前に来ると




「いらっしゃい・・・」と若い娘が俺達を出迎えてくれた。




何か・・・覇気が無いというか、まるで元気が無い。




その娘の前には大きな蒸し器があって、そこから湯気がモウモウと上がっていた。




看板には「自家製肉まん」と書いてある。




値段を見たら、俺の小銭で買えるくらいだったので俺は肉まんを買うことにした。




「あの・・肉まん一つ下さい」




俺はポケットの小銭を探しながら、娘にそう言った。




娘は無言で蒸し器の蓋を開けて、大きな肉まんを素手で取り上げて俺にくれた。




「お金、要らないですよ」




娘は俺にそう言った。




「要らないって・・・そういうわけにはいかんだろ」




俺は肉まんを受け取りながら、言った。




「いいんです。もう今日でこの店、閉めるんです。もう誰もお客さんが来ませんし・・やっていても仕方がないですから」




娘は悲しそうな笑顔で俺達にそう言った。




「もうここには日本人も少なくなってきてしまって・・・あ、お客さんは日本人ですよね?この肉まんは日本人好みの味だから大丈夫ですよ」




娘はそう言った。




いつからだろう・・・




「アジアのリーダー」とまで言われた日本は全てにおいて失墜し、破綻状態だった。




そして・・・いつの間にか各国の人達が日本の企業の代表となり、経済的に日本は支えられていた。




日本の企業はアメリカ、韓国、中国等の企業に買収され、企業のトップは外国人に様変わりしていた。




「資本主義の果ての日本」って何年前かの新聞に載ってた。




「安全な日本」では様々な国の人達が会社を作ったり、少子化で誰も住まなくなったマンションなどに各国の人達が移住して暮らしはじめた。その人口増加のおかげで日本経済は何とか安定していた。




管理されたメディア・・・現実味のない教育・・・自分の利益のみ追い続ける政治家が都合良く作る政治・・・それを続けた結果が日本を変えてしまっていた。




次回に続く!


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今日はまたもやARB!


俺はメディア、政治、経済・・と混沌とした現実をみてると無性にARBが聴きたくなる。


ゆとり教育とか・・・草食系男子とか・・・いらねーんだよ。


ではまた!


ジョニースペード妄想物語 ラウドミュージアム未来系 | - | -
ジョニースペード妄想物語 ラウドミュージアム未来系 其の十七
 どーも、半沢ですよ。



昨日は新作デザインの雰囲気も見えてきて、気分もアガってますぞ。



新作3/4ラグランTシャツやロンTの9/20発売予定です。



ウフフ・・・



ウハハハハ!



・・・では続き!



*ジョニースペード商品とはぜーんぜん関係ない妄想物語です。

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・・・俺達は相変わらず歩き続けた。



(どこまで来たんだろう?




人生でこんなに歩いたのは初めてだ。




しかし・・どんなに歩いても1ヵ月で天竺(インド)に着くはずがない。




何か移動手段を見つけなければ・・・)




・・・俺は歩きながらそんなことを考えていた。




俺の横ではジャンボが悠然と歩いている。




「ジャンボ、お前は疲れないのか?」




俺は一緒に歩いていたジャンボにふと聞いてみた。




「フンガ・・フガフガ・・・フンガー(全然疲れない。早く天竺に行ってお経をもらいたいんだ)」




ジャンボは希望に満ちた目でそう言った。





そうだった・・ジャンボは殺されてしまった自分の彼女を生き返らせたくて、一緒に天竺へと歩いているのだった。




「ジャンボ・・・もし、お経が手に入って彼女を生き返らせることが可能だとするじゃん?・・・その代わり自分の命を引き換えにしなくちゃならないってことになったらどうする?」





俺はまだ、ジャンボにはお経で人を蘇えらせるには、自分の命を引き換えにすることを言ってない。





「ギロッポン・・・シースー・・・チャンネー(それでも僕は構わない。もともと一度は捨てた命だ。彼女が生き返ってくれるのならそれでいい。)」





ジャンボは真剣な目で俺にそう言った。




「そうか・・・それならいいんだ」




俺はジャンボにそう言った。




(ジャンボの覚悟はできてる。無償の愛か・・・)  俺はそう判断した。




そこに俺達の会話を聞いていた沙悟浄が口を挟んだ。




「おぉ!ジャンボ!漢(おとこ)っすねぇ〜!でもあれっすよ!ほら、あの彼女はお前を裏切ってたわけじゃないすか?他の男とも付き合ってたんすよ?それでもいいんすか?」




沙悟浄はウキウキとした声でジャンボにそう聞いた。




「・・・マーズ・・ジュピター・・ヴィーナス・・マーキュリー・・チビウサ(それは検察の作り話だ。僕は彼女を愛してるんだ。裏切られていたはずがない。何かの誤解に違いない。)」




ジャンボは沙悟浄にそう言い切った。




「へぇ〜・・・お前もおめでたい男っすねぇ・・・」




沙悟浄は意地悪そうな笑顔でジャンボにそう言った。




すると・・・てんとう虫アゲ嬢(リンダ)が沙悟浄の鼻の穴から出てきた。




そこには白い垂れ幕で「トゥルーラブ」と書いてある。




その後ろではてんとう虫父(まさる)とてんとう虫母(しずえ)が両手でハートマークを作っていた。




なんだかなぁ・・・



次回に続く!


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今日はビヨンセ!


正直、興味は無かったんだけど「DREAMGIRLS」を観て、ビヨンセはカッコいい!って思いましたわ。


この曲での声、手の動き、表情・・・etcと全てにおいて隙がないプロフェッショナル。ここまで自分の特性を理解して、セクシーに「女」を表現できるというのは凄いなぁって思うよ。



それではまた!


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